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◎2014年読書まとめ(全74冊) [本]

「読めてない」「読書量が足りない」
と思ってはいたけれど、これほどとは…。
こうしてまとめて見ると、結構読んだように見えるけど、
低ーい目標は月10冊なので、全然届いていない。。。
今年は、いっぱい読むぞーーーー!

って訳で、振り返り「2014年読書感想まとめ」を、どうぞ!



2014年の読書メーター
読んだ本の数:40冊
読んだページ数:11725ページ
ナイス数:12318ナイス

蛇神 (角川ホラー文庫)蛇神 (角川ホラー文庫)感想
これ、シリーズ3冊の1作目なのに、探したら全部揃うのは電子書籍版だったので残念。でも、内容は私の大好物♡大昔に読んだ高橋克彦さんの「総門谷」とかも大好きで、どこか片田舎や島で連綿と受け継がれる因習が、実はとんでもないものだった的な、横溝正史の世界風(笑)この作品は、日本神話が元になっていて、少し調べ直してみたくなったなぁ。もやっと終わるので、続編を読みまーす。
読了日:12月31日 著者:今邑彩
家日和 (集英社文庫)家日和 (集英社文庫)感想
大好きな奥田英朗さん。読んでなかったけど図書カードをいただいたので購入♡普通の人々なんだけど、奥田氏の観察眼にかかると、なんとも辛口なユーモアに富んだ小説になる。短編だから長編のような群像劇にはならないが、一気に読める面白さは流石。一緒に買った『我が家の問題』も続けて読みまーす。いやぁ、このワールド、やっぱり好きだなぁ〜。
読了日:12月8日 著者:奥田英朗
新解さんの謎 (文春文庫)新解さんの謎 (文春文庫)感想
いやもう、これは…クスクス笑いが止まらない。読み進めていくにつれ、本物の新解さんに会いたくなり、家を探したら…あった!家にもあったし、使ってたのに、全く気付かなかったよ、新解さんのその個性に。これはもう、この分野では新解さんの独走態勢。どうかこのまま突き抜けて、突っ走って欲しい。期待してまーす♪
読了日:12月3日 著者:赤瀬川原平
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)感想
装幀やタイトルから何というか、何かコメディチックなものを感じていた。が、読み進めていくと、二重三重にトラップが仕掛けられたしっかりグロい推理小説。虐待の様子やら殺人の下りがかなり胸の悪くなる描写だが、結局憲法三十九条にたどりつくよね、この問題。つまり、この描写、必要だった訳だよなぁ。次から次に、真相が出てきて、最後のオチまでしっかり落とし前をつけてくれる。因果応報。なるほど。
読了日:11月30日 著者:中山七里
なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・  「うらやましい」と思ったとき読む本なんであの人ばっかり! どうせ自分なんて・・・ 「うらやましい」と思ったとき読む本感想
ちょうど他人ばかりが眩しく見えていて、「もうフラメンコはやめよう」なんて思っていた時、目に飛び込んできた。知り合いの奥様が心屋氏の門下生で、なんとなく親近感。で、まぁこの手のハウツー本には「その先」が書いてないのであまり期待していなかったのだが、私が知りたいと思っていた「あと一歩」まで踏み込んでくれていた。全部じゃないけど、なるほどなぁとは思えたかな。まぁ、他人が眩しく見えることに変わりはないけど、もうちょっとやめるのやめようとは思えたかも(笑)
読了日:11月14日 著者:心屋仁之助
あめのひえんそく (えほんのぼうけん66)あめのひえんそく (えほんのぼうけん66)感想
友人の姪御さんのデビュー作!なんともあったかい絵に、ほんわかほっこりするお話です。くまのお母さん、サイコー!そうそう、子供の頃ってこんなだったよなぁと思わせてくれる絵本でした。うちのチビたちも喜んでました。対象年齢は3歳くらいだそうです。
読了日:11月12日 著者:まつおりかこ
卍の殺人 (中公文庫)卍の殺人 (中公文庫)感想
今邑さんのデビュー作なのね、シリーズもの以外ほぼ全部読んでから読んだけど、全然感じなかった。アガサ・クリスティが大好きだけど、女性で本格ミステリ書く人って少ないから、今邑さんの作品はずっと読みたいのだけれど、、、返す返すも、亡くなったことが悔やまれる。もっともっと読みたいのになぁ。最後まで色々引っ張ってくれて、本当に面白かったです。
読了日:11月11日 著者:今邑彩
グリーンスムージーダイエットグリーンスムージーダイエット感想
数年前に、友人であり私のピラティスの先生でもあった人が、朝食をスムージーにしてからすごく調子がいいと言うので、興味があったのだが…実行に移すのは難しいかなぁと思って放置していた。チビたちも小学生になり、別メニューの食事を摂っても大丈夫になってきたので、始めてみようかなと思う。面倒臭がりの私にも大丈夫なように、そのままタンブラーとして使えるミキサーも注文したし、美味しく続きますように♡
読了日:11月2日 著者:仲里園子,山口蝶子
メグル (創元推理文庫)メグル (創元推理文庫)感想
奇妙なバイトを紹介される学生たち。バイト自体も奇妙だが、それを行った学生たちも奇妙な体験をする。それにしても、「断らないでね」と声をかけてくる不思議な力を持った学生部の女性。彼女のヒミツは何なのだろう。最後に語られると、もっと面白かったのになぁ。全体的に暗い印象を受けるけど、盛りだくさんな感じだった。
読了日:10月31日 著者:乾ルカ
盗まれて (中公文庫)盗まれて (中公文庫)感想
短編集。あれ、これ読んだことあるって作品があったけど…この本自体、二重買いか???(笑)まぁ、よくあることだが、それにしても、他の作品に全く覚えがないので、どこかで重複した作品なのかな?ともあれ、それぞれに面白いよ。
読了日:10月31日 著者:今邑彩
恋愛嫌い (集英社文庫)恋愛嫌い (集英社文庫)感想
タイトルから、今の私みたいだと手にとってみたけれど、恐らく世間から見れば超楽天家の私とは、全然違うタイプの3人の女の物語。あと、カバーイラストと内容が全然違って(笑)共感はできないが、こういう人もいるかもねって感じかな。それ以上でもそれ以下でもない。本音が炸裂している訳でもない気がするなぁ。根拠も何もなく、何となく、だけど。読後感がとてもいい訳でもなく、もやっとするから、何か面白い本が早く読みたい(笑)
読了日:10月16日 著者:平安寿子
プリズム (幻冬舎文庫)プリズム (幻冬舎文庫)感想
百田さんの作品だと思って読むせいか、文脈からか、ずっと「昭和初期」の時代背景を感じてしまっていたが、時折ケータイとか出てくるから、現代なんだよなぁ(笑)多重人格の中の一人(しかも本人でなく、創り出した人物)と恋をしたらどうなるか?ラストが書きたかった!って割には、ラストより恋をしていく段階が面白くてしょうがなかったなぁ。多重人格って、人物が入れ替わると、電話でも誰だかわかるものなのか?本当に理解不能な不思議な世界。でも、人間って、少なからずとも、誰でも多重人格だよね?病的ではないにしろ。
読了日:10月1日 著者:百田尚樹
マスカレード・イブ (集英社文庫)マスカレード・イブ (集英社文庫)感想
「マスカレード・ホテル」の伏線がここに!という訳で、刑事とフロントクラークが出会う前の事件がいくつか。なるほど、そう繋がるのね。短編として面白く、二人が出会った事件を知っているから、どう繋がるかを楽しみに読み進めた。オチというかトリックは途中でわかったけど、それでも間延びせずに読ませるのはやっぱりスゴイんだろうなぁ。イブとホテル、どっちを先に考えていたのかな。気になる(笑)
読了日:9月22日 著者:東野圭吾
つきまとわれて (中公文庫)つきまとわれて (中公文庫)感想
短編集ながら、登場人物が1部繋がっており、別の短編で前の短編の謎がすべてわかる…なんて仕掛けも。所謂推理小説とは違うが、日常や生活の中での謎が、意外な方法で解かれていくのが面白い。そして、このお話しの登場人物は、どのお話しの登場人物と繋がって出てくるのかというのも、読み進むにつれ、楽しみになっていった。これで、今手元にある今邑作品が読了。さて、Amazonでポチりたいのをガマンして、積読本に手を付けるとするか。
読了日:9月14日 著者:今邑彩
金雀枝荘の殺人 (中公文庫)金雀枝荘の殺人 (中公文庫)感想
好き好き♡こういうの、大好き♡プロローグで終章?という不思議な導入から入り、80年近い時が流れながら物語が進行。途中、人物がごちゃごちゃするけど、読んでいけば慣れる(笑)。そして、こうだろう〜と予想した結末を、見事に裏切ってくれた!もちろん、最後まで読んだあと、最初の章を読んだ。んー、なるほど。こういう、無限ループのような仕掛けある小説って大好き。洋館の中で起きる事件は、「そして誰もいなくなった」ほど書き込まれてはいないが、それ以外の部分が面白かったので満足。
読了日:9月9日 著者:今邑彩
マスカレード・ホテル (集英社文庫)マスカレード・ホテル (集英社文庫)感想
ホテルを舞台に、最初から最後までを通す事件があり、それぞれに小さな事件というか謎が解決され、連作のような印象を受ける作品。だがそこは東野圭吾、トリックも犯人もアッと言わせる仕掛けがしてあります。しかしなんだか、映像化されることを意識されているのか、文章から想像させるのが上手いのか、とにかく、こりゃ映画化だろと(笑)あと、元ホテルマンなのか?って程内情に詳しく、じゃなかったらよっぽど取材したんだろうなぁと思ったら、巻末に協力ホテルが載ってた。小説を読んで、ホテル内情に詳しくなる。これ、読書の醍醐味かもね。
読了日:9月4日 著者:東野圭吾
赤いべべ着せよ… (中公文庫)赤いべべ着せよ… (中公文庫)感想
懐かしいなぁ。童歌が殺人と絡んできて、昔の殺人と現在の殺人が交錯する…そんな話、中学生の時によく読んだよなぁ。クリスティとか横溝正史とか。古臭くてもいい。私はこんなお話しが大好きです。謎解きでいえば、現在の犯人はすぐにわかってしまいましたが、そんなことはもうどうでもいいんです。このまま結局昔の殺人は犯人わからずじまい?と思ったけど、ちゃんと解決してくれました。ここが一番意外だったかも。
読了日:8月19日 著者:今邑彩
時鐘館の殺人 (中公文庫)時鐘館の殺人 (中公文庫)感想
短編集。表題のが一番好きだったなぁ、昔ながらの本格モノなんだけど、最後の最後までちゃんとひねってあって、楽しかった。他の作品も本格風味で、中学生の頃に読みあさった所謂「推理小説」の香りがして、とても懐かしくなった。いずれにしても、スルスルっと読ませるのは流石です。
読了日:8月13日 著者:今邑彩
鋏の記憶 (中公文庫)鋏の記憶 (中公文庫)感想
サイコメトリーもの、短編が4つ。読みやすくて一気読み必至。特殊能力があると色々苦悩もあるけど、今回、何故だか「モノについた記憶は、どれだけ経っても、誰が触っても変化しないのだろうか?」ってことが気になった。何十年も使われたモノには、事件の記憶しかないのか?サイコメトラーには、どんな風に見える?感じる?のか。その辺、気になって気になって…(笑)番外として、そういう超能力ものがあると楽しいんだけどな。でも、彼女はもういない。。。
読了日:7月31日 著者:今邑彩
よもつひらさか (集英社文庫)よもつひらさか (集英社文庫)感想
今邑さんの短編集。読んでると、彼女の作品じゃないような印象を受ける。男性が書いたみたいな。ちょびっとホラーテイストだし、夏に読むにはもってこいかも。
読了日:7月23日 著者:今邑彩
腹巻き美人ダイエット―おなかを温めて、きれいにやせる!腹巻き美人ダイエット―おなかを温めて、きれいにやせる!感想
Dr.石原の娘さん。同じ理論で「お腹をあたためる」「運動」することを、ダイエット向けに書いただけかな。水をたくさん飲むことが、全くもって向いてない私(頻尿になり、夜眠れない)には、納得できる内容。体温も35度しかないので、腹巻きはいいかもなぁ。水分の摂りすぎは良くない!と提唱している訳ね。元々、あまり水分摂らないのになぁ。あ、ビールか!毎日1ℓはヤバイか。焼酎かワインに変えようかなっと(笑)
読了日:7月5日 著者:石原新菜
「体を温める」と子どもは病気にならない「体を温める」と子どもは病気にならない感想
うちの子、小1なのに、主に赤ちゃんのことが書いてあった。まぁ、応用はできるけど。子供への朝ごはんは、ごはん、味噌汁、納豆でいいと。あと、夏でも寝る時は腹巻き。これ、大人もだよね。今日、早速編み始めようっと。カラダを冷やす食材、温める食材、よく知っておくといいかも。あまり気を使いすぎてもナンだけど、頭に入れておくと、病気の症状への対応もできやすいのかな。離乳食なんかも今更だけど「へ〜」ってのがあったよ。今から赤ちゃん産むなら(笑)参考にしてもいいかも。しかし、Dr.ニーナの美人ぶりにびっくり!
読了日:6月26日 著者:石原新菜
一日一食 ~40歳を過ぎたら、食べなくていい~一日一食 ~40歳を過ぎたら、食べなくていい~感想
この先生、昔から気になっていて、10年以上前に一冊読んだことがある。けど、実行しなかった。だが今回このタイトル。断食3日は苦しくても、一日一食ならできそう!ってことで、一気読み(笑)そっか、粗食少食は美容、健康、長寿の秘訣なのね〜。朝はニンジンリンゴジュースか食べない、昼はソバか生姜入り紅茶、夜はアルコール可で好きなもの何でもOKって、できそうよね〜。しかーし、子供に朝食べさせなくてもいいのか?ってことで、Dr.石原の娘さんが子供用の本を書いているので(Dr.石原は監修かな)そちらも読んでみよう。
読了日:6月26日 著者:石原結實
六月の輝き六月の輝き感想
初・乾ルカ。不思議なお話だなぁ。そして、全編、暗い(笑)。タイトルからは想像もできないほど、暗いお話しだけど、人が人を憎むこと、優しくいるとはどういうことか…描きたかったのかな。許すって大切だね。人を憎むことで、自分を罰しているのかも。許すことは、自分をも許すことなのかも。何作か、読んでみようかな。
読了日:6月19日 著者:乾ルカ
あっこと僕らが生きた夏 17歳女子マネージャーがナインに託した、命のバトンあっこと僕らが生きた夏 17歳女子マネージャーがナインに託した、命のバトン感想
最近、この著者と仕事で知り合い、取材を受けた。彼女がノンフィクションにこだわる原点は、ここにあるのかもな。私がもし…と考えたら、あっこちゃんのように強くいられるだろうか。本当に好きなことを、好きなまま貫ける強さに、心から感動。どう生きるか。それが生きるということ。改めて、健康で過ごせることのありがたさを、思い出させてくれる。あなたが生まれてきてくれたことに、ありがとう。
読了日:6月19日 著者:有村千裕
パラドックス13 (講談社文庫)パラドックス13 (講談社文庫)感想
久しぶりの東野作品。首相官邸に到着し、皆がP-13の真実を知るまでがちょっとだるかったが、そこからは一気に最後まで展開していった。誠哉に生き残って欲しかったなぁ。途中から、ラストは読めたが、面白かった。ラストが読めた訳は海外ドラマ「LOST」を彷彿とさせられたから。数学的に矛盾する知性…これって、また使える面白いテーマだと思う。
読了日:6月15日 著者:東野圭吾
遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)感想
ゾクッとしたり、やっぱりと思ったり、男女の機微あり、なんやかんや色々入っていて面白い。むかーし昔に読んだ短編もあって、今読むと感想が違うのも面白い。まぁ、中学生だった私にはわからんよなぁ(笑)日常のようで、非日常。そんな世界観は抜群ですな。
読了日:5月30日 著者:阿刀田高
本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード感想
現在・過去・未来の新しい見方って感じかな。後はまぁ、いくら考え方を変えてみたところで、本人が行動しないといけない訳で…行動したくなる、もしくは行動の仕方…みたいな本はないものかな。ま、行動するには、意識改革から入らねばならないのはわかるから、順番に読み進められるような本を出せばいいのに。と、思ったのは私だけ?この種のものは、どれを信じても、結局は洗脳なんだなぁと。あ、いい意味でも悪い意味でも。いい意味で自分で自分を洗脳すればいいのよね。でも、私は凄いって、小さい頃から思い込んでますけど。何か?(笑)
読了日:5月15日 著者:苫米地英人
お金、愛、最高の人生 リッチな人だけが知っている宇宙法則お金、愛、最高の人生 リッチな人だけが知っている宇宙法則感想
はい、今月2冊目、この手の本(笑)。ってことは、この部分、何か弱ってるんだな〜、自分。けれど、確かに、20年目のフリーのコピーライター、仕事に対してぼやけていたことを思い出させてくれた。確かに、私はずっと「ギフト」を使って仕事をしてきたし、ずっと環境にも人にも仕事にも恵まれてきた。ただ、最近目先のことに捕らわれ過ぎて、忘れてた。「自分に正直に、自分が信じた道を愛を持って歩めば、お金は後からついてくる」この信念。言葉や表現は違っても、同じことを言っているんだよな。思い出させてくれてありがとう。
読了日:4月28日 著者:keiko
幸福な生活 (祥伝社文庫)幸福な生活 (祥伝社文庫)感想
面白かったなぁ。オチが全て、最後のページをめくった1行目だというのが「これ、推理作家が絶対にやってみたいこと」だよなぁと思わせる。オチはわかっていても、面白い。これってスゴイことだよなぁ。百田さん、ミステリでも絶対イケますね。
読了日:4月27日 著者:百田尚樹
なぜかお金を引き寄せる女性39のルールなぜかお金を引き寄せる女性39のルール感想
はい。お金大好きです。私はお金持ちです。だから心が豊かです。好きなことを仕事にして、それでお金を好きなだけ得ています。そう「思い込んで」生活しようっと。
読了日:4月15日 著者:ワタナベ薫
女のカラダ、悩みの9割は眉唾 (講談社+α新書)女のカラダ、悩みの9割は眉唾 (講談社+α新書)感想
「女性誌にケンカを売る」っていうから読んでみた。確かに情報が溢れる世の中、正しいものとそうでないものを見分ける力を、自分たちが持たなきゃいけない、メディアの情報を鵜呑みにするな!ってことは、私もずっと警鐘を鳴らしてきたことだから共感。でもだからって、本書の情報がすべて正しい訳じゃないよね?(笑)「都合のいい情報」でなく、「正しい情報」を仕入れ、しかもそれに固執しないという柔軟な姿勢がいいと思う。あ、結局、女性のカラダの悩みについても、私の考えてきたことと似ていた。ピルは勧めすぎてて逆に怪しい(笑)
読了日:3月1日 著者:宋美玄
厭な物語 (文春文庫)厭な物語 (文春文庫)感想
それほど厭ではなかったかな(笑)「厭」という感覚が鈍ったのか?(笑)京極氏の厭な話を読み過ぎてしまったからか(笑)。しかしながら、物語はすべて面白く読んだ。クリスティーのなんかは、最後の予想がつきながら、もう一歩先のオチがあって流石。面白かった人の作品は、後で他の作品を探して読んでみようかな。
読了日:2月28日 著者:アガサクリスティー,モーリスルヴェル,ジョー・R.ランズデール,シャーリイジャクスン,パトリシアハイスミス
ななつのこ (創元推理文庫)ななつのこ (創元推理文庫)感想
やさしいやさしい物語。ミステリと思っては読みませんでした。ほんの僅か、謎と解決があるのだけれど、子供っぽすぎず、どぎつい小説などを読んだ後は、ホッとできる作品かも。そういえば、子供の頃ってそうだったよなぁと、郷愁を覚えるようなお話しでした。
読了日:2月27日 著者:加納朋子
黒い回廊 (集英社文庫―阿刀田高傑作短編集 あ13-9)黒い回廊 (集英社文庫―阿刀田高傑作短編集 あ13-9)感想
阿刀田短編ホラーくくり。最後に、すこーし、背筋がゾクッとする話。結局「人間にとって、何が怖いか」をものすごーーーく突き詰めたんだろうなと思わせる、何とも唸らせる作品集で、そのものが怖い…というよりも、普通の人には何でもないことが、怖い人には怖いだろうなぁ…という感じ。逆にその方が日常に潜んでいそうで怖いよね。そういう怖さを追求したんだろうなぁ。いやぁ、とっても読みやすいしゾクッとするし、色々考えさせてくれるしで、とにかく流石の名手です。
読了日:2月11日 著者:阿刀田高
新装版 猫の事件 (講談社文庫)新装版 猫の事件 (講談社文庫)感想
阿刀田氏の短編、やっぱり好きだーーー!これは勿論タイトル買い!猫好きにはたまらん♡でも、猫が出てくるのは表題作のみ。だけど、どの話も面白い。個人的には真面目なサラリーマンと怠け者のサラリーマンのお話が心に残ったかな。まだしばらく阿刀田祭りしまーす。
読了日:2月7日 著者:阿刀田高
頼子のために (講談社文庫)頼子のために (講談社文庫)感想
作者が25歳の時に書いたのかぁ。しかも大学生の時に書いた中編を長編にしたものだという。25歳には重いテーマだよなぁ、よく書いたな。あとがきに「確かにこの小説を通じて、否応なしに、なにがしかの転機を迎えさせられてしまった」とある。なるほど、作品の内容に、作者自身が変えられてしまうということはあるのだろう。ラストはなんとなく想像がつくのだけれど、綸太郎の犯人に対する態度は、何故あぁだったのだろうと腑に落ちぬ。
読了日:2月3日 著者:法月綸太郎
人生がときめく片づけの魔法人生がときめく片づけの魔法感想
読メで読友さんが読んでいたので、いつか読んでみようとAmazonのほしい物リストに入れていたら、正月実家で母の本棚にあった(笑)片付け本も色々あれど、なるほど、納得。自分ができるか否かは置いといて(笑)個人的には、断捨離も片づけも、その通りにする必要はないと思うし、少しずついいとこ取りして、人生が豊かになる助けになればいいと思う。ハウツー本はほとんど買わないし買いたくないので、今回はラッキー♡私にとって人生を豊かにするものは「読書」。だから何を読まされても、本だけは処分しませんことよ〜おほほほほ
読了日:1月27日 著者:近藤麻理恵
祈りの幕が下りる時祈りの幕が下りる時感想
母が読んでみたいと買った東野作品を、先に読んだ(笑)加賀シリーズ。父との確執の全貌が明らかにされた…と言ってもいいのかな。ある女性の他殺体が見つかり、全く繋がりがわからないまま、事件は加賀へと導いていく。ここまで不幸で哀しい人生が、同じような人生と交叉して、一縷の幸せがあったのだと、これは、決して哀しいだけの話ではなく、希望の話なのだと思った。登場人物たちそれぞれの祈りに、幕が下りたのかもしれないな。
読了日:1月13日 著者:東野圭吾
青い罠―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)青い罠―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)感想
流石です。時代を感じさせず、思わず引き込まれるストーリーテラーぶり。ブラックユーモアというのか、そうね、皮肉たっぷりな部分もあり、男女の機微もとても面白い。一気読み必至の一冊。他にも数冊このシリーズの短編集があるようだから、読んでみようかな。
読了日:1月1日 著者:阿刀田高

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